ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

「選択的夫婦別姓」めぐり事実婚の子どもの意見を聞く視点も必要 石破総理

政治

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT


 選択的夫婦別姓制度の導入について、石破総理大臣は「親子で姓が異なると子どもが可哀想だ」との反対意見を踏まえ、子ども自身の考えを聞く必要性を指摘したうえで「答えを出す」と強調しました。

石破総理大臣 「子どもさんはどう思っているんだいという調査、私が不勉強なせいかもしれませんが、実は見たことがございません。子どもが可哀想だと親が思っている、じゃあお子さんたちがどうなんだろう、兄弟で(姓が)違うという場合にお子さんたちがどういうふうに考えておられるのか」

 衆議院の予算委員会で立憲民主党の岡本議員は、選択的夫婦別姓を導入するための民法改正について「来年の通常国会で結論を出すべきだ」と石破総理に迫りました。

 石破総理は「通常国会ということを断定すべき立場にはない」としたうえで、「答えを出すのが議会や政党であり、その使命を再認識したい」と強調しました。

 そのうえで、事実婚の家庭の子どもの意見を聞くという視点も必要だと指摘しました。

 岡本議員は「3年前にも子どもの意見を聞くようお願いしたが聞き入れてくれなかった」と述べ、政府に対し、改めてアンケートに取り組むよう求めました。

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース