三菱UFJ銀行の元行員の女が貸金庫から十数億円を盗んだとされる事件で、警視庁は窃盗の疑いで46歳の元行員の女の逮捕状を取得しました。14日にも女を逮捕する方針です。
警視庁が窃盗容疑で逮捕状をとったのは、三菱UFJ銀行の練馬支店や玉川支店で支店長代理を務めていた46歳の元行員の女です。
捜査関係者によりますと、元行員は練馬支店に勤めていた2024年9月、2人の男性客が利用する貸金庫から金塊合わせて約20キロ・時価総額2億6000万円相当を盗んだ疑いが持たれています。
元行員は現金を盗んだ客が来店した際などに、他の客の金庫から現金を一時的に補填して、被害の発覚を遅らせるために偽装していたとみられています。
盗んだ貴金属などは都内の複数の買い取り店で売却していて、警視庁は売却で得た金は投資などに使っていたとみて調べています。