韓国の非常戒厳を巡る尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾(だんがい)審理で初めての弁論が開かれましたが、大統領本人は出席しませんでした。
初回となった14日の弁論には「捜査機関が拘束に乗り出す可能性があり、安全が憂慮される」として、欠席を予告していた尹大統領本人は出席せず、わずか4分で終了しました。
16日に予定される第2回弁論からは本人の参加の有無にかかわらず本格的な審理が始まります。
一方、連合ニュースは捜査本部が早ければ15日朝にも大統領の拘束に踏み切る方針と報じています。
大統領警護庁は「従来のマニュアル通り対応する」として拘束を阻止する姿勢を崩しておらず、捜査側との衝突が懸念されています。