ガザ地区の停戦と人質解放の交渉が合意に達したことを受けてイスラエルのネタニヤフ首相は、アメリカのバイデン大統領やトランプ次期大統領と電話で会談しました。
イスラエルの首相府は15日、ネタニヤフ首相がアメリカのトランプ次期大統領と電話で会談したと発表しました。
トランプ次期大統領は20日の就任式を前に、自身が指名した中東担当特使を派遣し、イスラエルに働き掛けを強めるなどしてきました。
ネタニヤフ首相は会談の中で、一部の人質解放への手助けに感謝を伝えたうえで、「人質全員を帰還させることを約束する」と明言したということです。
そのうえで、近くワシントンでトランプ氏と直接会談し、この問題に関して話し合う予定だとしています。
ネタニヤフ首相はその後、バイデン大統領とも電話会談を実施し、交渉協力への感謝を述べたということです。