南海トラフ巨大地震の発生確率が「80%程度」に引き上げられたことを受け、林官房長官は大地震などへの対応を強化していく考えを強調しました。
林官房長官 「日本は全国どこでも地震による強い揺れに見舞われる可能性があることから、日頃の地震への備えをしっかりと行っていただくことが重要と考えております」
15日、政府の地震調査委員会は南海トラフ巨大地震が今後30年以内に発生する確率について、これまでの「70%から80%」から「80%程度」に引き上げました。
林長官は南海トラフ地震を含めた大規模災害から、「人命最優先の防災立国の確立が必要」だと述べ、石破総理肝煎り(きもいり)の防災庁の設置など災害対応の強化を着実に進める考えを強調しました。