日向灘を震源とする最大震度5弱を観測した13日夜の地震に関連して、政府は今後の地震発生への注意と日頃の備えを呼び掛けました。
林官房長官 「今後1週間程度、震度5弱程度の地震の発生に注意をいただくとともに、揺れの強かった地域にお住まいの皆様は自治体の避難情報のほか、テレビ、ラジオ、インターネットなどの情報にも注意しつつ行動いただくようお願いしたい」
林長官は、地震による被害として1人が軽傷を負い、鉄道の2路線で運転を見合わせたと説明しました。
南海トラフ地震が起きる可能性は、専門家らによる分析から「平常時と比べて相対的に高まっていると評価されなかった」と述べました。
一方で今後30年以内に南海トラフ地震が発生する確率については「70から80％と切迫性の高い状態だ」と指摘し、日頃から大規模地震に備えるよう呼び掛けました。
