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ファジアーノ岡山 J1最多優勝を誇る鹿島と練習試合 新戦力との融合進む

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 宮崎キャンプ真っ只中のサッカー・J1ファジアーノ岡山は、25日にJ1鹿島とのトレーニングマッチに臨みました。J1を戦うための準備が着々と進んでいます。

 1月19日から宮崎市でキャンプを行っているファジアーノ。25日はJ1最多優勝を誇る鹿島アントラーズと45分×4本のトレーニングマッチを戦いました。

 試合開始早々、いきなり新加入の江坂が先制点を決めると、木山監督が就任当初から積み上げてきた前線からの連動したプレッシャーを披露。

 スタメン11人のうち5人の新加入選手が並んでも、素早い攻守の切り替えなど、J1昇格を成し遂げたチームのスタイルはぶれることなく。鹿島に自由を与えないまま立て続けに追加点を奪います。

(ファジアーノ岡山/木山隆之 監督)
「(前線からのプレッシャーは)自分たちの生命線だと思う、トライしていることをピッチで良く出していたと思う」

(新加入 元日本代表 MF/江坂任 選手[32])
「いい守備からいい攻撃っていうのはファジアーノの持ち味だと思うので、自分たちの現状を知るいい相手だったので、いいシーンも多く出たしゴールも多く生まれたので、いいところが出たかなと思います」

 開幕戦のメンバー入りへ、選手たちもアピールします。

 プレーオフでも活躍したFWのルカオが、J1相手にも持ち味のフィジカルで1ゴール1アシストと活躍するなど、昨シーズンの主力が力を発揮すると……

 新戦力の中で存在感を見せたのは、世代別日本代表で10番を背負う18歳、佐藤龍之介。普段は攻撃的なポジションでの出場が多いなか、より運動量と守備が求められるサイドのポジションでも能力の高さを存分に見せつけました。

(新加入 世代別日本代表 MF/佐藤龍之介 選手[18])
「実戦の舞台では初めての『ウイングバック』だったんですけど、細かいアドバイスはもらってないですけど、『初めてだけど頑張って』みたいな軽い感じで、『やってみて~』みたいな。自分の良さっていうところも、どこのポジションでも出していきたいと思っているので、上下運動しながらゴールにかかわり続けたい」

 昨シーズンの主力と新戦力がうまくかみ合ったファジアーノ。同じJ1チーム相手に4対3で勝利し、収穫の多い実戦となりました。

 2週間におよぶ宮崎キャンプも終盤戦。2月15日に迫ったホームでの開幕戦に向け、さらなるレベルアップを図ります。

(新加入 大卒ルーキー MF/藤井海和 選手[21])
「攻撃の部分で取ったボールを逆側に持っていくとか、そういうことができるようになったらもっとこのチームは強くなると思うし、自分たち新加入選手がどれだけ上乗せできるかがこのチームが強くなれるかだと思うので」

(昨季リーグ全試合出場 MF/木村太哉 選手[26])
「岡山らしさというか、ベースをぶらさずにやり続けることが重要だと思う。何があっても諦めないのが岡山だと思うので、そこを全面に出し切ればいいシーズンになるのかなと」

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