ガザ地区の医療機関再建のためにエジプトの慈善団体がマグカップ1個をオークションに出したところ、思いもよらない支援の輪が広がりました。
慈善団体メルサル創設者 ヘバ・ラシドさん 「私はオークションを20ドルから始めた。たった2日間で値段が上がっていった」
エジプトにある慈善団体の創設者、ヘバ・ラシドさんは破壊されたガザ地区の医療機関再建を手助けしようと、自身が通うオックスフォード大学のマグカップをオークションに出品しました。
支援の輪はオークションの枠を越えて瞬く間に広がり、落札はされずに合わせて8万1000ドル（約1250万円）の寄付が集まりました。
慈善団体メルサル創設者 ヘバ・ラシドさん 「本当に満足している。そこまでの期待はしていなかった。3000か4000ドルになればいいと思っていたが、エジプトの人々ははるかに私たちに期待してくれていた。ガザが再建するよう私個人として最善を尽くす」
マグカップはガザ復興に向けたシンボルとして、この慈善団体が所有し、展示も検討するとしています。
