働く人の本音や世相を詠んだ川柳の優秀作品100句が発表されました。ニュースの話題となったコメ不足や新紙幣などがユニークな視点で五七五に凝縮されています。
第一生命が募集した2024年の「サラっと一句！わたしの川柳コンクール（旧サラリーマン川柳コンクール）」には合計5万2255句が寄せられ、優秀作品に選ばれた100句が発表されました。
「下がらない 米の値段と 血糖値」は、上昇したコメの価格と悩ましい自分の健康を自虐的かつユーモラスに詠んだ作品です。
「新札と 対面できぬ キャッシュレス」は、去年発行された新紙幣が話題となる一方で、キャッシュレス化が加速していく現状を的確に捉えています。
「チェックする 今日の株価と オオタニサン」など、ドジャース移籍1年目でワールドシリーズ制覇を果たした大谷翔平選手を題材にした作品も、去年に続き数多く選ばれています。
5月下旬には今月30日に発表された100句からベスト10が発表されます。
