自民党の派閥の裏金事件を巡り、衆議院の予算委員会は安倍派の元会計責任者の参考人招致を野党の賛成多数で議決しました。
立憲民主党 山井予算委筆頭理事 「自民党が反対したということは非常に残念です。真相究明、再発防止というのは本来、自民党が一番率先してやるべきこと」
自民党 井上予算委筆頭理事 「全会一致が原則ということでやって参りましたので、その慣例を半世紀ぶりに破るということでありますので、やはり大変遺憾だ」
公明党は「多数決による民間人の招致には反対」だとして、退席しました。
参考人の出席は任意で、元会計責任者は応じない意向を自民党に伝えています。
新年度予算案は31日から質疑が始まります。