与野党は30日、安倍派の元会計責任者の参考人招致を巡る採決を行った後、新年度予算案の審議を始めることで合意しました。
安住衆院予算委員長 「115兆円に及ぶ本予算の審議をこれ以上、遅らせることは我が国にとって決してプラスではないと。他方で政治と金の問題について真相解明に至らなかったことも事実でございます」
参考人招致を巡っては自民党が民間人であることなどを理由に反対していて、最終的に多数決で招致するかどうかを決めることになりました。
安住予算委員長は招致の時期について、来月10日を軸に調整する考えです。
ただ、出席については参考人の任意のため招致できるかは見通しが立っていません。
新年度予算案は1日遅れる形で予算委員会での審議が始まり、今月31日から実質的な議論が行われます。