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フジ取締役会 新社長が会見 週刊文春に「あらゆる選択肢を検討」

経済

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 フジテレビの清水社長(64)は週刊文春の訂正記事に対し、法的手段含めて検討すると話しました。

■文春に「あらゆる選択肢検討」

フジテレビ 清水賢治社長 「今のフジテレビは皆様からの信頼が落ちている状況だということは重々、承知しております」

 フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングスは30日に取締役会を開き、経営刷新に向けて本格的な議論を始めました。

フジテレビ 清水賢治社長 「(Q.日枝さんはきょう出席されたか?発言は?)きょうは定例の取締役会ですから出席されております。発言内容については詳細は控えさせていただきます」 「(Q.日枝さんの辞任については議題に上がった?)いえ…」 「(Q.ご自身から言及はあった?)それについてもないです」

 一連の問題について週刊文春が訂正記事を出したことについては…。

フジテレビ 清水賢治社長 「やはり一様に非常に厳しい意見が多かったです。それはメディアの責任とは何かというところですね。今の文春というのは実はかなり強力な影響力が絶大なメディアだと言えると思います。ですから、そのメディアである文春にとってその義務とは何だろうかということについての色々な厳しいご意見がありました。基盤となっているベースがどういうファクトだったのかというベースが崩れると、ベースにほころびがあると上に乗っかってくるものが崩れてしまう。もう少しきちっとした対応が必要なのではないか」 「(Q.今後、場合によっては訴訟を考える?)今あらゆる選択肢が検討のもとにあります。冷静に検討して対応していくものだと思っています」

 中居正広さんと女性とのトラブルに関与したと週刊文春に報じられているフジテレビ社員の編成幹部が30日付で「人事局付」に異動したことが分かりました。

 フジテレビは「職務執行が困難となったため」としています。

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