ネット通販で購入した海外直輸入の製品で発火などの事故が後を絶たないため、改めて国が注意を呼び掛けました。
NITE(製品評価技術基盤機構)によりますと、近年に発生した製品事故のうちインターネット上での購入割合が3割程度を占めていて、なかでも海外直輸入のリチウムイオンバッテリーによる発火・火災が多いということです。
NITEは、購入する際には安全基準を満たしているPSEマークや問題があった場合の連絡先の有無などを確認するように注意を促しています。
こうした事故を防ぐため、国は14年ぶりに法律を改正し、今年12月からは安全性に問題があった企業を公表したり、インターネット業者に対してサイト上から問題があった商品の削除要請をしたりすることが可能になります。