衆議院予算委員会で、岩屋外務大臣はアメリカのトランプ大統領の「ガザ所有発言」について、日本政府として「重大な関心を持って注視していきたい」と述べるにとどめました。
立憲民主党 神津衆院議員 「アメリカがガザを所有するということについて、どのように思うかお答え下さい。それから日本政府として声明を出すのか」
岩屋外務大臣 「今般の大統領のご発言については我々も重大な関心を持って注視をしていきたいと思いますが、その推移を見極めたうえでどう対応すべきかということはしっかり検討していきたい」
岩屋大臣は「断定的に申し上げる段階ではない」と明言を避けたうえで、「最終的に2国家で解決が図られなければならないというのが我が国の考え方だ」と述べました。
7日に行われる日米首脳会談については、「様々な地域情勢について議論がなされると思うが、アメリカの政権の方針が確定していくことを見定めたうえで、我が国の考え方をしっかりまとめていきたい」と強調しました。
