アメリカの1月の消費者物価指数は前の年の同じ月に比べて3.0%上昇し、伸び率は4カ月連続で加速しました。
アメリカ労働省が今月12日に発表した1月の消費者物価指数は前の年の同じ月に比べて3.0%上昇し、市場予想を上回りました。
伸び率は4カ月連続で加速しています。
一方、物価の変動が大きい食品とエネルギーを除いた指数も3.3%の上昇と先月から0.1ポイント上昇し、市場予想も上回りました。
消費者物価指数の伸びが市場予想を上回りインフレの根強さが示されたことで、FRB(連邦準備制度理事会)による利下げのペースが鈍化するとの見方から日米の金利差縮小観測が後退し、ドルを買って円を売る動きが広がりました。
外国為替市場の円相場は一時1ドル=154円台まで円安が進んでいます。