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関東は風強まり“早春の嵐” 落雪で埋もれ…死亡事故も

社会

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 12日は気温が上がり、各地で落雪による死亡事故も起きています。一方、関東では強風となり、この後、早春の嵐となる恐れがあります。

■関東は風強まり“早春の嵐”

 東京都内は夕方から風が強まります。この後、早春の嵐になる恐れもあり、警戒が必要です。

■福島“孤立”温泉旅館 ヘリで移動

 ヘリは雪を巻き上げながら降り立ちます。福島市土湯温泉町で発生した雪崩。上空から初めて発生現場を捉えます。

 雪崩に巻き込まれたのでしょうか、車が見えます。

 雪が降っていない時の画像。そして、これが12日の映像。雪崩の発生現場はこの周辺。V字になっていた所に雪が集中したのでしょうか。雪崩の原因はつかめなかったため、陸路を諦め…。

 孤立した温泉旅館の宿泊客らが空路のヘリコプターで移送されました。スーツケースを手にようやく帰路についた客の姿が見えます。

 今回、孤立した秘湯「鷲倉温泉」。本来なら白く濁った温泉に山々を望む露天風呂も楽しめます。この宿は経営者だけでしたが、他の宿に泊まる宿泊客ら40人が移送されました。

孤立した宿の宿泊客 「宿の人が逐一報告に部屋まで来て、不安があるとかないとか気遣いをしていただいて、なんの心配もなく快適に過ごせた」

■北海道 雪の影響で欠航相次ぐ

 “思わぬ旅路”となった人は北海道にも…。

名古屋からの観光客 「雪まつりを見に来て、欠航が決まって宿も取れず、飛行機の振り替えも取れず(空港に)1泊した」

 11日まで行われたさっぽろ雪まつり。12日、解体式が行われました。

見物客 「解体前は見てない。解体だけ見に来た」

 ただ、最終日の11日。大雪の影響で今シーズン最多の118便が欠航した新千歳空港。観光客ら約1650人が空港で一夜を明かしました。

名古屋からの観光客 「むちゃくちゃしんどかった。初めての経験で一生にない思い出ができました」

■落雪で埋もれ…死亡事故も

 福島県昭和村。村の至る所に落雪の跡が残されています。屋根と地面に積もった雪がつながる場所も。

 11日、今にも落ちそうだった看板の雪。12日も奇跡のバランスを保ち落ちることなく残っています。

 記録的な雪となった福島県。南会津町では8日ぶりに気温がプラスとなり、つららも溶け出しています。屋根にせり出した雪庇(せっぴ)は危険な状況です。

 客に落ちないよう2階から雪を落とします。

CAFE JI-MAMA 五十嵐大輔店主 「きょう気温が少し上がったので、少しずつ溶け始めて一部が落ちている。駐車場や店の壁に落雪注意の貼り紙をしている」

 落雪で死亡事故も起きています。富山県魚津市では93歳の女性が雪に埋もれた状態で見つかり、病院で死亡が確認されました。

発見した家族 「長女が『いびきが聞こえる』と言ったので、掘ったらいた。(屋根から)ここに落ちてきたのが本人の体に当たってそちらに落ちた」

 17日からは再びJPCZが出現。北陸を中心に大雪の恐れがあります。

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