格安航空会社「ピーチ・アビエーション」の機長らがアルコール検査をせずに乗務していたとして国土交通省が厳重注意をしました。
国交省によりますと、「ピーチ・アビエーション」の機長と副操縦士の2人は先月、義務付けられているアルコール検査を行わずにシンガポール空港から関西空港に向かう国際線の便に乗務したということです。
乗務まで12時間以内の飲酒は禁止されていますが、機長は500ミリリットル缶2本分のビールを飲んでいました。
しかし、会社に「12時間より前に飲酒をしていた」と嘘の説明をしていたということです。
国交省は「ピーチ・アビエーション」に対して厳重注意しました。
来月7日までに再発防止策が提出されるということです。