埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故で、15日午後に中野国交大臣が事故現場を視察し、県と連携してできる限りの支援をすると話しました。
中野国交大臣 「本当に一刻も早い救助を願うとともに、国土交通省としてもできる限りの支援を行って参りたい」
中野国交大臣は午後1時ごろ、八潮市の道路陥没現場を視察し、埼玉県の大野元裕知事らから、今も行方が分かっていない74歳の男性運転手の救助活動や今後の復旧作業についての説明を受けました。
その後に行われた埼玉県との意見交換で、中野大臣は県と連携してできる限りの支援を行うとともに、有識者会議を設置して、再発防止策の検討を進める考えを明らかにしました。
大野知事からは、技術的・財政的な支援や上下水道の全国的な老朽化対策などの要望があったということです。
これに先立って国土交通省は14日、全国の下水道で行った緊急点検の結果を公表していて、埼玉県の3カ所で腐食や破損が確認されていました。
