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新たに約100万円着服が発覚 井原鉄道のパート社員の売上金着服問題 岡山

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 総社市と広島県福山市を結ぶ第三セクター・井原鉄道のパート社員が売上金を着服した問題で、井原鉄道は新たに100万円あまりの着服が発覚したことを明らかにしました。

 井原鉄道によりますと、新たに発覚したのは井原駅の係員だった30代の女性パート社員による売上金約104万円の着服です。2024年5月から2025年1月にかけ、定期券の売上データを消して売っていないかのように見せかけ、売上金を抜き取るなどしたということです。

 井原鉄道は1月にこのパート社員による約20万円の着服を公表していて、その後の調査で新たな不正が見つかったということです。

 会社の聞き取りに対し、パート社員は全ての着服を認め弁済の意思を示しているということです。

 井原鉄道は、2月10日、パート社員を懲戒解雇しました。今後、刑事告訴するとともに損害賠償を求める訴訟を起こす方針です。

 再発防止策としては不正な伝票処理をチェックできるようシステムを改修するということです。井原鉄道は以前の経営者の時に、駅の係員を減らしこのパート社員は1人で業務にあたっていました。

(井原鉄道/槙尾俊之 社長)
「不正行為をするのが会社側に見つからないという穴があった」

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