香川大学の学生が自分たちの身の回りの問題点について考え、その解決策を「政策」として香川県に提言しました。若者の視点を行政の課題解決に生かそうと香川県が7年前から香川大学と連携して行っています。
2025年は「大学周辺での喫煙の問題」や「男木島の災害対策」など3つの課題の解決策を県に提言しました。このうち「地下横断歩道との共存」という課題については、地下道があまり使われない原因として「防犯面」と「自転車の危険性」を挙げました。
そして「深夜帯は封鎖して防犯性を高める」ことや「防犯ベルの認知度を上げる」、「手すりやスロープで歩行者の安全を確保する」などの解決策を提言しました。
(法学部3年/岩﨑遼太郎さん)
「ほんの少しでもいいので、より良い地域のために(私たちの提言を)生かしてほしいと思う」
香川県は提言の内容について、それぞれの担当者が検討を進めるということです。