イスラム教シーア派組織「ヒズボラ」との停戦を巡り、イスラエル軍は延期していたレバノン南部から撤退する意向を示しました。ただ、要衝の5カ所には駐留を続けるとしています。
イスラエルメディアは17日、軍が国境を接するレバノン南部でイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」の軍事インフラをすべて破壊したと報じました。
そのうえで、ヒズボラとの停戦が18日に期限を迎えることから、レバノン南部から軍を撤退させる意向だとしています。
ただ、要衝の5カ所については軍が駐留を続けるということです。
この停戦は去年11月に発効し、双方が徐々にレバノン南部から撤退することになっていました。
しかし、今年1月にイスラエルが1度、期限を延期し、ヒズボラやレバノン政府は全面撤退を求めて反発していました。