アメリカとロシアの高官協議が始まりました。米ロの高官が顔を合わせるのは3年ぶりとなります。
アメリカのルビオ国務長官とロシアのラブロフ外相らは18日、サウジアラビアのリヤドの宮殿内で会談しました。
会談に先立ち、ロシアのウシャコフ大統領補佐官はアメリカとの二国間交渉だと強調し、今後、ウクライナの代表団を交えた3カ国で協議をする可能性を否定しました。
また、交渉担当者の1人のロシア直接投資基金のドミトリエフ総裁は「ロシアの封じ込め政策は失敗した」と述べ、経済関係の改善について議論されると強調しました。
そのうえで、米ロの経済関係は今後、2カ月から3カ月で進展する可能性があると述べました。
一方、アメリカのルビオ米国務長官は会談の目的について、ウクライナ情勢の解決に向けてプーチン大統領が本気なのか、時間稼ぎなのか見極めることだと述べました。