JR東海は今年の夏からリニア中央新幹線の走行試験で使用する新しい試験車両のデザインを公開しました。
JR東海によりますと、今回新しく製作している試験車両の中間車「M10」は山梨県にあるリニア実験線での走行試験に導入するということです。
「M10」の外観は無塗装のシルバーのボディに高速に流れる光をイメージしたゴールドのラインを配した未来感のあるデザインとなっています。
リニアの車両を無塗装にするのは今回が初めてで、従来よりもCO2を約9トン削減できるということです。
また、車体表面にはサメの肌を模倣したリブレットフィルムが適用されていて、空気抵抗をおよそ1%削減することで消費電力を抑えられるということです。
車内は白色を基調としてシンプルかつ洗練されたインテリアデザインにするということです。
今年の夏ごろから新車両を導入して走行試験を行う予定としています。