北京を訪問している日本の経済界トップらが会見し、「極めて意義深い訪問だった」と振り返りました。
中国の何立峰副首相や経済や貿易の関連当局との会談を終えた経済3団体のトップが18日、北京で会見しました。
トランプ大統領の就任など去年の訪中から1年の間に大きく変わった日中を取り巻く国際情勢について「率直に意見交換した」と成果を語りました。
日本商工会議所 小林健会頭 「『戦略的互恵関係』だから、周りの状況により大いに変わるわけです。その時の互恵というのが何かということを探しに来たのが今回のミッションである」
トップらは非常に複雑な国際情勢のなか、レアメタルの輸出管理や日本産食材の輸入再開など双方の懸念は主張しながらも、環境問題や少子高齢化など共通の課題で協力していく方向性を確認したと強調しました。