中国の習近平国家主席の側近とされる何立峰副首相が日本の経済界トップら代表団と会談しました。アメリカのトランプ政権を念頭に「保護主義が台頭するなか、訪中は重要な役割を果たす」と強調しました。
中国 何立峰副首相 「一部で保護主義、一国主義が台頭している。日本の財界代表団の訪中が両国と世界の経済貿易往来を促進する重要な役割を果たす」
経済3団体の230人からなる代表団は17日、北京で何副首相と会談しました。
海外から中国への投資が減少するなかで何氏は「中国の1人あたりGDP（国内総生産）は9万元（＝約180万円）を超えた」中国とのビジネスは「ビッグチャンスだ」と訴えたということです。
一方、日本側からは駐在員の安全確保の徹底やレアメタルなどの輸出規制について懸念が示されました。
