東京23区の新築マンションの平均価格が、9カ月連続で1億円を超えました。
不動産経済研究所によりますと、1月に発売された東京23区の新築マンション1戸あたりの平均価格は1億474万円でした。9カ月連続の1億円超えです。
ただ、1月は例年、供給が少ないことに加え価格上昇で購入が鈍っていることから発売戸数は159戸と前の年から6割近く減少しました。
首都圏では、1973年の調査開始以来、1月として最も少ない620戸の発売にとどまり、平均価格は7343万円でした。
不動産経済研究所は今後の価格について、工事費の上昇や大型物件の発売により、再び上昇傾向になるだろうと分析しています。