アメリカのヘグセス国防長官が今後5年間にわたって国防費を大幅に削減する計画の策定を指示したとアメリカメディアが報じました。
ワシントン・ポストは19日、関係者の話として、ヘグセス国防長官が国防総省の高官らに対し、今後5年間にわたって国防費を毎年8%削減する計画を24日までに策定するよう指示したということです。
トランプ政権が重視するメキシコ国境での軍の配備や、核兵器やミサイル防衛の近代化などはコスト削減の対象から除外されます。
国防関係の予算は議会での合意を得て成立しているだけに、ワシントン・ポストはヘグセス長官が削減案を実行に移せば、超党派の議員からの反発に直面するのは確実と指摘しています。