現行の「鳥獣保護管理法」では、市街地で銃を使いクマを捕獲することは原則禁止されていますが…。
環境省 浅尾慶一郎環境大臣 「地域住民の安全確保など一定の条件の下、市町村長がクマ等の銃猟をハンターに委託して実施させること、すなわち緊急銃猟ができることとしております」
21日に閣議決定された改正案では、地域住民の安全確保など一定の条件を満たせば、市町村長がハンターに市街地での発砲を許可できるとしています。
秋田県 佐竹敬久知事 「まずは一歩前進。現場に負担がかからないように。また判断のしやすいルール作り、補償の関係をしっかりとやってほしい」
ただ、ハンターたちは不安を隠せません。
北海道猟友会 齊藤哲嗣専務理事 「問題は人に当たった時ですね。万が一でも起こったら『適用除外になりますよ』というのはどこにも書いていない。(責任は)ハンター個人になりますね。その辺がこのままだと心配」
(「グッド!モーニング」2025年2月23日放送分より)