イスラム教の断食月、ラマダンが1日から始まりました。市民らからは、生活費の高騰に苦しむ声が聞かれました。
ラマダンは、イスラム教徒がおよそ1カ月にわたり日中の飲食を断つ最も神聖な月です。
日没後は親族などと大勢で食卓を囲むため、食料品や贈り物を買い込み出費もかさみます。
エジプトなど物価の高騰が続く国では、影響も出ています。
市民 「例えばナッツのようなものは、以前は1キログラム買えていたのに、いまは4分の1しか買えなくなった」
なかには、停戦の継続が不安視されるガザ地区に関して、「ラマダンが平和を運んでくれるように祈る」と語る人もいました。