全国の国立病院の職員が賃上げを求めて一斉にストライキを行いました。
(訴え)
「患者の命を守るためにも医療崩壊させないためにも、私たちが声をあげて立ち上がらなければならないと思っています」
善通寺市の国立病院機構、「四国こどもとおとなの医療センター」では看護師と介護福祉士1人ずつが始業から1時間のストライキを行い、他の医療従事者らとともに賃上げや人員の増加を訴えました。
物価高に見合った賃金改善が行われていないとして、国立病院の職員で作る全日本国立医療労働組合、全医労が全国一斉に行ったストライキです。
全医労四国地方協議会では月額4万円のベースアップを求めてこれまで病院側と3回の交渉を行いましたが、妥結していません。
(全医労四国地方協議会/高畠力 書記長)
「人を集めるためにも賃上げっていうところはありますし、モチベーションアップのためにも賃上げしていただきたいなと思います」
全医労四国地方協議会では3月12日、病院側と4回目の交渉を行いたいとしています。