大阪府枚方市で、交際相手の大学生を殺害した罪などに問われている男の裁判で、大阪地裁は懲役22年の判決を言い渡しました。
無職の西光勝被告(27)は去年5月、枚方市のマンションで、交際相手で大学2年だった渡辺華蓮さん(当時19)を殺害するなどした罪に問われました。
検察は、被告が無職で多額の借金があることを知られたくないという身勝手な動機で渡辺さんを殺害したなどと指摘し、懲役22年を求刑していました。
大阪地裁は先月28日、「一定の計画性と強い殺意があった」と認め、「見栄やプライドのために命を奪った動機は身勝手」と非難し、求刑通り懲役22年の判決を言い渡しました。