2日は各地で今年一番の暖かさとなり、九州や沖縄では25℃以上の夏日を記録しました。東京都心でも20℃を超えましたが、3日からは一転、真冬並みの寒さが戻る見込みです。
■全国的に季節外れの暖かさ
4万人近い参加者が早春の都心を駆ける東京マラソン。スタート時点の気温は13℃。近年まれに見る暖かさとなりました。
列島上空に暖かい空気が流れ込み、広い範囲で春本番の暖かさとなった2日。本州では静岡県で25℃近い気温が観測され、沖縄県では今年全国最高となる27.7℃を記録。
大分県佐伯市では4月下旬並みの暖かさのなか、海外からの観光客が日本の伝統を楽しんでいました。
また、同じく大分県の豊後大野市では3月初めで夏日となっています。
東京都内も午後には今年初の22℃を超え…。
気温の上昇とともに祭りも最高潮。福島県伊達市では4月中旬並みの気温のなか、江戸時代から300年続く、つつこ引き祭りが行われました。下帯姿の参加者が三組に分かれて大俵を引き合う奇祭です。散らかったわらは子どもたちが盛んに集めていました。
空に美しい弧を描くのは、愛知県の航空自衛隊小牧基地で行われた航空祭。会場では航空自衛隊を舞台にしたドラマのキャストも訪れ、イベントに花を添えました。
また、3日は桃の節句。北海道浦河町では神社の101段の階段が巨大なひな壇に変貌しています。
そんななか、3日からは雨や寒気の影響で一転、真冬に戻ったような寒さとなる見込みです。