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ユネスコ創造都市ネットワーク 高松市の音楽分野での申請を国内委員会が承認

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 文学や音楽などの分野で世界の都市が連携するユネスコの「創造都市ネットワーク」。日本ユネスコ国内委員会は、日本の新規加盟都市として、高松市(音楽分野)と福井県越前市(クラフト&フォークアート分野)の申請を承認したことを3日、発表しました。5月中旬以降、ユネスコによる加盟認定の結果が公表されます。

 高松市の申請は初めてです。申請によると、高松市では、瀬戸内海の風景や商店街の街並みを生かし、年間を通じて多様なジャンルの音楽イベントを開いているほか、2006年から4年ごとに「高松国際ピアノコンクール」も開催。全世代が心豊かに暮らせるまち、多様な価値観を共有する寛容性の高い社会を形成しているとしています。
 そして、加盟後は加盟都市と情報共有や共同企画を行うことで室の高い音楽教育や鑑賞機会を増やすなど文化芸術によるまちづくりの更なる振興につなげるとしています。

 ユネスコ創造都市ネットワークは2004年に創設され、これまでに8つの分野で350都市が加盟しています。国内では神戸市(デザイン)や金沢市(クラフト&フォークアート)など11都市が加盟していて、2023年には岡山市が文学分野で加盟が認定されています。高松が申請した音楽分野では静岡県浜松市が2014年に認定されています。

 申請の承認を受けて、高松市の大西秀人市長は「市民の皆様や各関係団体、そして本市のこれまでの取り組みが高く評価されたものとうれしく存じます。さっそく本申請を提出し、朗報を待ちたいと存じます」とコメントしています。

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