ニュース

小学生がプログラミング技術を競う全国大会 香川・岡山の児童が入賞

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT


 小学生がプログラミング技術を競うコンテスト「Tech Kids Grand Prix2024」の決勝が2日東京で行われました。
 コンテストには1万34件の応募から予選を勝ち抜いた10人が決勝の舞台に立ち、香川県と岡山県から出場した2人も入賞を果たしました。

 香川県の鎌田千記理さんは3度目の出場。今回開発したのは、メンタルヘルスチェックアプリ「ここみる」です。子どものメンタルの異常を大人が素早く発見できるようにするもので、子どもが記録した「気持ち」を、大人が観察したり声がけしたりすることができます。子どもを傷つけないよう、AIで不適切な言葉を見つけ良い表現を提案するような機能も設けたということです。

 岡山県の杭田賢太さんは、忘れ物を防ぐためのプログラムを作りました。持ち物ごとにQRコードを作成し、それをカメラにかざすことで学校の準備ができるというものです。正しくない持ち物のQRコードがかざされると、「いらないよ」などと知らせてくれるようなシステムも作りました。

 審査員は「掲げる夢や実現したい世界観」「クリエイティブなアイデアとそれを体現した作品」「プレゼンテーション力」の3つの観点から審査しました。その結果、鎌田さんは「VISION AWARD」を、杭田さんは「Cygames賞」を受賞しました。

 鎌田さんは「より多くの人にこのプログラミングを広めていきたいと思っています」と、杭田さんは「初出場で賞がとれてうれしいです。みんなが楽しく便利に暮らせるようなプログラミングを作っていきたいです」と話していました。

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース