口論の末、決裂に終わったアメリカとウクライナの首脳会談を受け、石破総理大臣はアメリカのつなぎ止めとG7(主要7カ国)の結束に尽力する考えを強調しました。
石破総理大臣 「テレビで見る限り報道で見る限り、なんでこんなことになったんだという思いはございます。いかにしてアメリカの関与というものをつなぎ止めるか、そしてG7全体の結束をどう図るかということに、日本としてはさらに尽力をして参りたいと思っておるところでございます」
石破総理は衆議院の予算委員会で、いかにして平和をもたらそうとするかというゼレンスキー大統領の訴えが「十分な功を奏さなかったとすれば極めて残念だ」と述べました。
そのうえで、どちらの側に立つつもりも全くないが、アメリカの関与とG7の結束が重要だとの認識を示しました。
また「きょうのウクライナはあすの東アジアかもしれない」と指摘し、台湾海峡で紛争を起こさないためアメリカも含めて抑止力を高める必要性を強調しました。