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税金で不倫“市長はやめない” 公務出張中に部下の女性と

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■税金で不倫“市長はやめない”

 税金を使っての不倫は認めたものの「市長はやめない」といいます。

福岡県田川市 村上卓哉市長(54) 「今後、信頼回復に努めていきたいと考えています」

 4日、福岡県田川市議会で追及を受けたのは村上卓哉市長です。

 妻がいながら、50代の秘書係長の女性と出張先のホテルで一緒に過ごすなどの不倫関係にあったことを認めています。

 その“相手の女性”についても言及されました。市長によると、女性は2歳年上の幼なじみだといいます。

村上卓哉市長 「(Q.昔マドンナ的存在だった、あこがれの人だったという報道があったが?)当然、昔から顔、名前などは知っていまして嫌な人ではなかった。そういう意味では、好意といわれれば好意、恋愛感情ということになれば、1年程度前なのかなと」

 村上市長はおととし4月に市長に初当選しました。女性は、同じ年の8月に秘書業務の部署に異動したといいます。

 村上市長は、自分が無理に秘書にしたわけではないと話します。

村上卓哉市長 「(Q.なぜ秘書にした?)異動の議論のなかで候補に挙がっていたのは事実」 「(Q.憧れの人を秘書にしたのかもしれません、ですが不倫関係になった時点ですべてアウトです。人事権は市長にあります。人事権を不貞目的に行使したと捉えられても仕方ない。辞任する気はありますか?)今後、信頼回復に努めていきたいと考えています」

 村上市長によると、1年ほど前から女性をおよそ10回にわたって公務の出張に同行させていたというのです。

 出張の交通費やホテル代は、市民の税金です。この問題も含めて、今後およそ2年間の任期でもらう報酬の30%をカットするとしています。

 先月の謝罪会見で、村上市長はこう話していました。

村上卓哉市長 「やはり後ろめたいとか、そういう思いというのは当然あった。ブレーキをかけることができていなかった」

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