関東で降り始めた雪は5日にかけて「警報級」になる恐れがあります。現在の状況について八王子市から報告です。
（三宅優衣記者報告） 八王子駅前は日が落ち、さらに気温がグッと下がってきました。温度計は1℃の表示が出ています。同時に風も吹いていて、刺すような厳しい寒さとなってきています。
そして雪は今も降っていて、1時間ほど前と比べるとさらに勢いを増してきたような印象です。
そして駅前の手すりですが、すでにうっすらと雪が積もり始めています。
帰宅中の人にも話を聞いたところ、「なんとかきょうは無事に自宅へ戻れそうだ」ということですが、5日朝、無事に目的地までたどり着けるのか不安だという、朝の交通への影響を心配する声が多く聞かれました。
続いて、新宿駅前から報告です。
（社会部・山下脩記者報告） 新宿駅前では4日午後5時半ごろから雪混じりの雨が降り始め、現在は雪の粒がよりはっきりと確認できます。服に当たるパチパチという音が聞こえてくる状況です。
また、新宿駅前を歩く人に話を聞いたところ、「大雪予報を見たが、今のところたいして降っていなさそうなので安心した」などという声も聞こえてきました。
一方で、これから山梨県へ向かうという人は「特急が止まってしまったため、ぎりぎりで高速バスを予約した。今のところ運休していないようでよかった」と安堵（あんど）した様子で話していました。
これから都心でも本格的に雪が降り始めるとみられ、交通機関の乱れなどに警戒が必要です。
