山火事が続く岩手県大船渡市。2カ月ぶりに雨が降りました。
■大船渡に2カ月ぶり“雨”
山火事発生から5日で1週間。必死の消火活動が続いています。炎は住宅のすぐそばまで迫り、急な斜面での作業は困難を極めます。
昼夜を問わず続く活動。そんな現場に…ついに、待ち望んだ雪が降りました。火災発生から初めての雪です。
そして朝。雪は雨へと変わり、次第に本降りに。煙を上げ続ける山に、ようやく潤いが戻り始めました。
避難生活を続ける男性も、空を見上げます。
男性 「毎日、天気予報だけ気にして…本当に待ちに待ちに…待った天の恵み」
これまでに焼けた面積は、およそ2900ヘクタール。4111人が避難所などに身を寄せています。
降り始めた雨が、どこまで鎮火に効果を発揮するのでしょうか。市長は…。
渕上清市長 「本日の雨を境に鎮圧に向かってほしい」