ロシア軍のミサイルなどの攻撃でウクライナ東部ドネツク州の集合住宅が被害に遭い、11人が死亡、40人以上がけがをしました。ゼレンスキー大統領は「非人道的な戦術」と非難しています。
7日夜から8日未明にかけロシア軍は、ウクライナ各地にミサイルやドローン攻撃を行いました。
東部ドネツク州ドブロピリャでは、集合住宅などに着弾し11人が死亡、子ども7人を含む47人がけがをしました。
この攻撃についてドネツク州の知事は「最近で最も残忍なもののひとつ」だとしています。
また、ゼレンスキー大統領はSNSで、救助隊が到着した後を狙って再び攻撃が行われたと指摘し、「ロシアがよく用いる非人道的な戦術だ」と非難しました。
アメリカからウクライナへの軍事支援や情報共有の一時停止により、ミサイルやドローン攻撃への迎撃にも影響が出て民間人への被害が拡大するのではないかとの懸念が高まっています。