ハンガリーで日本人女性が火事のあった自宅アパートで遺体で見つかり、元夫が逮捕・訴追された事件で、女性の支援団体が警察に対応改善を求める署名を提出しました。
1月29日、ブダペストのアパートで火事があり、日本人女性(43)が遺体で見つかりました。
警察は当初、失火が原因と判断しましたが、その後の捜査でアイルランド国籍の元夫(43)が逮捕され、計画殺人の罪で訴追されました。
今月8日、国際女性デーに合わせて女性から相談を受けていた支援団体の代表らがブダペストの警察本部を訪れ、DV(家庭内暴力)に対する対応の改善を求める1万人以上の署名を提出しました。
団体は、警察が女性の相談に正しく対応していれば事件は防げたはずだとして、同じ悲劇を繰り返さないためにすべての警察官に対してDVや被害者保護の研修を義務化するよう求めています。