総務省が発表した2月の全国の消費者物価指数は値動きの大きい生鮮食品を除き、前の年の同じ月と比べて3.0%上昇しました。
上昇は3年6カ月連続だった一方、政府による光熱費補助が再開された影響で伸び幅は4カ月ぶりに縮小しました。
エネルギー価格は政府による「電気・ガス料金負担軽減支援事業」に伴う価格の押し下げ効果により、上昇幅は前の年の同じ月と比べて6.9%にとどまりました。
電気代は前の月との比較では7.4%、ガス代は4.7%のマイナスとなりました。
一方で、コメ類全体の価格は前年同月比で80.9%上昇し、比較可能な1971年1月以降で最大の上げ幅となりました。