フジテレビと親会社は一連の問題を巡り、経営陣の刷新を取締役会で決議し、発表しました。日枝久取締役相談役はフジテレビの取締役を27日付で退任しました。
フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングスは27日に開いた取締役会で大幅な経営刷新を決めました。
フジテレビは22人いた取締役を10人とし、親会社は17人の取締役を11人に減らします。
社長や会長を歴任した日枝久氏はフジテレビの取締役を27日付で退任し、フジ・メディア・ホールディングスの取締役も6月予定の株主総会をもって退任します。
フジテレビと親会社はまた、経営の透明性を高めるために独立社外取締役を過半数とします。
取締役の女性比率は3割以上とし、平均年齢はフジテレビがこれまでの67.3歳から59.5歳となり、親会社は71.2歳から10歳近く若返り61.6歳になるということです。
親会社の金光社長は会長となり、フジテレビの清水社長はホールディングスの社長も務めます。
いずれも6月に開催予定の株主総会で承認されることが前提です。