8日、過去4番目の上げ幅となった日経平均株価は、9日は再び値下がりしています。
日経平均は取引開始直後から値下がりし、一時、1000円以上下落しました。
「トランプ関税」を巡るアメリカと中国の対立の激化や、日本時間の午後に発動される予定の「相互関税」などへの警戒感が一段と高まり、売られています。
外国為替市場で円相場が1ドル=145円台となるなど、8日よりも円高が進んでいることも影響しているとみられます。
市場関係者は「市場は依然として高い警戒感が続いていて、乱高下はしばらく続く可能性がある」と指摘しています。