パキスタンと領有権を争うカシミール地方のパキスタン実効支配地域などをインド軍が攻撃しました。パキスタン側も報復し双方に死者が出ています。
インド国防省は7日の早朝、「パキスタンと、パキスタンが実効支配するカシミール地方にあるテロリストの拠点9カ所を攻撃した」と発表しました。
パキスタン軍の報道官によりますと、モスクなど6カ所に24件の攻撃があり、子どもを含む少なくとも8人が死亡し、35人が負傷したということです。
パキスタンのシャリフ首相は「裏切り者の敵が卑劣な攻撃を仕掛けた」と非難し、「インドの戦争行為に対して相応の報復が与えられる」と声明を出しました。
またパキスタン軍はインド軍の戦闘機5機を撃墜したと明らかにしました。
一方、インド側もパキスタンの攻撃で民間人3人が死亡したと発表していて両国で軍事的な緊張が高まっています。