ロバート・プレボスト枢機卿がアメリカ出身の枢機卿として初めてローマ教皇に選ばれたことについて、アメリカでは喜びの声が続々と上がっています。
アメリカ トランプ大統領 「これ以上の名誉があるだろうか。ちょっと驚いているがとてもうれしい。本当に素晴らしく、まったくもって光栄なことだ」
トランプ大統領は自身のSNSでも「アメリカ出身で初の教皇であることは光栄なことであり、我が国にとっても大きな名誉だ」と賛辞を送りました。
また、アメリカメディアも「史上初アメリカ出身教皇誕生」を一斉に速報しました。
ニューヨーク・タイムズは「シカゴ生まれのプレボスト枢機卿は、アメリカにルーツがありながら、スペイン語やイタリア語などを操る国境を越えた聖職者だ」と評しています。
地元シカゴのNBCテレビは「歴代の教皇と比較すると年齢的には若いものの、ペルーとローマの両方で要職を歴任していて、教会では世界的な指導者として一目を置かれる存在」とする一方で、CBSテレビは「社会問題においては進歩的とみられるが、教会の教義に関しては保守派として知られる」という見方を紹介しています。
レオ14世と同じシカゴ出身の人 「本当に興奮しています。初のアメリカ出身の教皇で、しかも私の地元（シカゴ）出身なんです」
フロリダから来た人 「恵まれない人を思いやるというキリスト教の基本的な教えを忘れず、人々に理解してもらうよう広めることを願っています。彼なら特にアメリカでギャップを埋めることができると思います」
