丸亀市教育委員会によりますと、中学校教育用に設置しているサーバーに6日、海外から不正なアクセスがあり、生徒と教師の全アカウントが削除されました。翌7日に発覚し、島しょ部を除く市内5つの中学校の生徒と教師のタブレット端末、あわせて約3000台が使用不能になりました。
市教委は管理会社に連絡し、障害の原因になった不正な設定を除去し、バックアップからデータを復元して8日から端末が使用できるようになったということです。
サーバーはクラウド環境で稼働し、授業で使う端末を管理・運用しており、学籍や成績情報は保存されていないということです。
市教委では、再発防止に向けてアクセス元の制限を行い、アカウント認証を強化するなどの措置を行うとしています。