実業家の堀江貴文さんが日本企業の課題をテーマに講演し、フジテレビの親会社の今後について「経営改革すると思う」と述べました。
実業家 堀江貴文さん 「フジ・メディア・ホールディングスは恐らく、恐らくですよ、僕の予想ですけど、経営改革すると思います。持ち合い株式の解消とか、不動産部門の切り離しとか、そういったことは絶対起こってくると思います」
東京都内で開かれたスタートアップ企業の展示会で、堀江さんは「本気で変わる気があるのか?ホリエモンが問う大企業の覚悟」と題した講演を行いました。
そのなかでフジテレビの親会社であるフジ・メディア・ホールディングスについても触れ、金光社長や留任する予定だった社外取締役が取締役候補から外れたことで大株主による独自の取締役候補の提案と統合されると思うなどと述べました。
実業家 堀江貴文さん 「何の必要性もない、仲間内でシャンシャンってやりたいから持ってるだけの株っていうのは、さっさと現金化して自己株買いをするなり、新規事業投資に振り向けるなり、そういったことをやって経営改革していきましょうよと」
また、日本経済は停滞していて、「スタートアップ企業に対してお金がなかなか流れていかない悪循環に陥っているのではないか」と課題を指摘しました。
実業家 堀江貴文さん 「大企業からスタートアップに対して何百億、何千億単位でまとまったお金が回るような、そういった仕組み作りができれば日本は10年で変わると思っているんですよ。例えばフジ・メディア・ホールディングスを例にとってみれば、収益性がメディア事業って跳ねるとめちゃくちゃ利益率高いんで、不動産なんか目じゃないぐらい高いんで、不動産切り離して、政策保有株は全部売って、そのお金で自己株買いとサブスクリプションとかコンテンツ制作への投資をする」