パナソニックホールディングスは1万人規模の人員を削減すると発表しました。
パナソニックグループは今年度中に全体の約5%にあたる1万人規模の人員を削減します。
営業や管理部門などで国内外それぞれ5000人規模を想定し、早期退職も募集します。
パナソニックホールディングス 楠見雄規社長 「経営基盤というのを変えなければ10年後、20年後にわたって、この会社を持続的に成長させていくことはできない」
楠見社長は収益力の低さなどを指摘しました。
「じくじたる思いがある」と述べ、自身も総報酬の約4割を返上します。
赤字事業の撤退なども含めて2026年度に1500億円以上の収益改善を目指すということです。
低迷するテレビ事業については「現時点で決まっていることはない」としました。