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“鉄骨主流”のロンドンで日本企業が木造オフィスビル CO2排出を抑制

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 レンガや鉄骨製の建物が主流のイギリスで、日本企業が手がけるロンドン最大規模の木造オフィスビルが竣工(しゅんこう)しました。CO2の排出が基準より抑えられたということです。

 住友林業がロンドン中心部に建設したオフィスビル「Paradiseプロジェクト」は高さ22mの木造6階建てです。

 住友林業によりますと、ロンドンには木造オフィスビルがほかに1軒しかなく、今回が最大規模だということです。

 資材の調達から竣工までに排出されるCO2をロンドンの建築基準の4割に抑えたとしています。

テナント仲介業者 「持続可能な点でほかのロンドンのオフィスビルとは一線を画しています。様々なテナントが関心を示しています」

 8日に行われた竣工式には日本大使館やイギリス政府の関係者も出席しました。

 ロンドンでは2030年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする目標が掲げられていて、環境に配慮したオフィスビルへの需要が高まっています。

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