愛知県犬山市で自衛隊機が墜落した事故で、現場では17日も雨のなか、不明となっている隊員2人の捜索が続けられています。 (原田裕理恵記者報告) 入鹿池では時折雨が降るなか、17日も朝から延べ260人態勢で捜索が続いています。
現在、池には15そうほどのボートが出ていて、自衛隊員がボートから水中をのぞきこんでいるような様子がみられます。
また水面の油を取り除く作業も続いていて、隊員がボートの乗り降りする船着場から新たにオイルフェンスが張られました。
現場では16日、搭乗員と思われる体の一部が見つかりましたが、詳細は分からず、本人の特定には至っていません。
雨の影響で池の水は濁りが増しているように見えます。
また、一時は霧で視界がかなり悪くなっているような時間もありました。
防衛省によりますと、この雨で警察と消防による水中での捜索は一時中断しているということです。